SNSで転職する時代に。外資も視野にあるならLinkedin

前回は転職エージェントについて書きましたが、もしあなたが外資系の企業への転職も視野に入れているのであれば、Linkedin(リンクトイン)へ登録してみてはいかがでしょう?

Linkedinは世界最大級のビジネス特化型SNS

リンクトインって何?という人もいるかもしれませんね。

LinkedIn(リンクトイン)は、2003年5月にサービスを開始した、世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス、及び、同サービスを提供するアメリカ合衆国カリフォルニア州シリコンバレーの企業。2014年8月現在の登録ユーザーは全世界で3億1300万人を超え、日本では、現在100万人以上が会員登録をしている。

LinkedInでは、利用者がビジネス専用のプロフィールを作成し、サービスの中でビジネスのつながりを広げ、ビジネスパートナーや人材を探したり、営業先の顧客や商談先、専門家などとコンタクトを取ることができる。

LinkedInを採用で活用している企業は、パナソニック、楽天、DeNA。特にパナソニックにおいては、北米の中途採用の8割がLinkedIn経由であり、2013年より全世界でLinkedInを採用ツールとして導入を開始した。

wikipediaより

日本でSNSと言えば、現在はtwitterやFacebookが主流ですかね?最近ではインスタグラムの利用者も増えているようですね。

それぞれのSNSに利用方法やユーザー層に特色があるように、Linkedinhaビジネスに特化したSNSなんです。


linkedin2016年資料より

2017年4月のLinkedin発表によればその利用者数は登録ユーザー数が5億人を突破、900万社以上の登録企業および1000万件以上の求人数、毎週10万件以上の投稿があるとのことです。

日本のユーザー数も100万人以上とはいうものの、フェイスブックの国内月間アクティブユーザー数が2,700万人(2016年12月)と聞いてしまうと、日本ではまだまだって思えてしまいます。

しかし、膨大にかかる採用コストを考えると、今後はSNSで採用を決めるなんてことも増えてきそうです。
こと外資系に関してはすでにLinkedinが活用されているんですね。

Linkedinに登録してみる

登録はこちらから。以前にアカウントは作ったものの、それっきりという方はパスワードを思い出してログインしてみて下さい。

フェイスブックを利用している人なら戸惑うことなく操作できると思います。

フェイスブックと大きく違うのは、自分のキャリアやスキルをこと細かく入力できる、というか入力するよう促されることです。

Linkedinで重要なのはそのキャリアやスキルをしっかりと登録しておくこと。ここを怠っていると意味がありません。

まずはアカウントを作成し、ご自身のキャリアを入力していってみてください。いつでも追加や修正ができるので、他の人の内容も参考にしてどんどん充実させていきましょう。

どうすれば転職に繋がるのか?

さて、このSNSをどう活用すれば転職に繋がるのでしょう?
例えば以下のような方法があります。

Linkedinの求人情報に応募する

Linkedinに登録すると、あなたのスキルに合った求人情報を勧めてくれますし、自分で検索することもできます。他の求人サイトでは見たことがないような企業の求人もありますので、これは!というものがあれば応募することができます。

企業の採用担当者とコンタクトをとる

もしあなたが入りたい企業が具体的にあるのであれば、その企業の採用担当者を検索で探して直接アプローチすることも一つの方法です。また、自分の学歴などを登録しておけば、目当ての企業に同じ学校の出身者が(登録して)いるなどの情報も分かりますし、Facebookと同様に自分のコネクション(フェイスブックでいうところの友達)を増やしていくと「この人知り合いじゃない?」といろんな人のプロフィールが出てきます。そこでネットワークを拡げていくと、お目当ての企業の関係者に行きつくかもしれません。『全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっている』なんて話もありますしね。

スカウトに答える

転職エージェントの場合が多いかもしれませんが、あなたのキャリアを見て「こんな企業への転職に興味ありませんか?」とお誘いが来ることもあります。相手が信用できるか見極める必要はありますが、転職をうまくサポートしてくれるかもしれませんので、興味がある話であれば返信してみるのもよいでしょう。

今後は日本でもメジャーになる?

まだ日本人のユーザー数も少ないLinkedin、自分のキャリアをオープンにというのはこれまでの日本人のスタイルには馴染みにくいかもしれません。しかし今後は転職の考え方も変わっていくのでしょう。転職に特化したSNSサービスが他に出てくるかもしれませんね。

現状でも外資系やグローバルな企業への転職であればLinkedinは使えるSNSだと思います。うまく活用してみてください。

スポンサーリンク