健康保険の切替え手続き

退職の際には会社に「健康保険証」を返却します。
そして退職日の翌日には社会保険を脱退ということになります。

翌日から別の会社に就職ということであれば会社任せで問題ありませんが、失業期間が発生する場合は保険の切り替えが必要です。
この切り替えには「期限」がありますのし、自分や家族が病院に行く場合には全額自己負担になってしまいます。。
ですから退職したらまず医療保険の切り替えを行いましょう。

どの保険に切り替えるか?

医療保険の切り替えに関してはいくつか選択肢があります。
切り替える保険によって手続きをする場所も異なりますので、まずは方針を決めましょう。

①社会保険の任意継続
②国民健康保険への切り替え
③扶養への切り替え

①はこれまで加入していた社会保険をそのまま継続するというもの。
保険を運営している団体などにより差はありますが、
例えば協会けんぽの場合は2か月以上被保険者であった期間が必要、
要は2か月以上勤めていれば2年まで延長可能です。

手続きはその保険を運営している団体になりますので、そちらにお問い合せください。
また、退職日から20日以内手続きをしなくてはいけませんのでご注意下さい。

①と②どちらを選ぶかは、具体的に費用を算出して比較して選択すればよいかと思います。

②の国民健康保険を選択する場合は、住んでいる市区町村(市役所や区役所など)で手続きを行います。
こちらの期限は退職日から14日以内です。

分からなければ役所に相談

お恥ずかしい話ですが、私は社会保険の任意継続のことを知らず、
退職した翌日に手元にある必要と思われる書類などを持って区役所の窓口に行きました。

ここでお断りしておきますが、私は愛知県名古屋市在住です。
今後の説明に出てくる手続きや必要書類や金額などは地域によって異なる部分もあることご容赦下さい。

窓口の方が社会保険の任意継続を選択することが可能なことや、具体的な金額なども説明してくださいました。
その結果、私は国民健康保険への切り替えを選択し、その場で手続きし、健康保険証も貰いました。

また、その際に隣の窓口で、国民年金への切り替え手続きも行いました。

国民健康保険、国民年金ともに、保険料の通知や振込用紙は郵送で届くとのことです。

手続きに必要なもの

(手続きに必要なもの)
・身分証明書(私は免許証を持っていきました。)
・健康保険の資格喪失証明書、退職証明書、離職票のいずれか
・通帳またはキャッシュカード(写メではNGと言われました)
・通帳の届出印
・マイナンバー通知カード(家族全員分)
・年金手帳
・自宅に届いた郵便物(健康保険証をその場で貰うには必要と言われました。)

※上記は私の場合に必要と言われたものです。
自治体により違いもあると思いますので事前に問い合わせることをお勧めします。

くどいようですが、保険の切り替え手続きには期限がありますので、早めに手続きしましょう。

また、国民健康保険には、保険料の軽減・減免措置がありました。
これに関しては次の記事でご紹介します。

スポンサーリンク